2013/12/28

12月28日 リスボン

12月28日(土曜日)

朝、5時30分に起床。昨日スーパーで購入したパンとバナナを部屋で食べて朝食。一昨日に、旅行用コイルヒーターを空炊きして焼損してしまったので、温かい飲み物は無し。ホテルの前の道路にゴミ収集車が来て、大量にたまった家庭ごみを運び出している。テレビでは、ごみ収集のストの「一部が解除」されたようなことを報道している。空港のストの方は報道されていないので、おそらく中止になったのだろう。6時30分にホテルをチェックアウト。

ホテルの前にあるキオスクの店員が、店のシャッターを開けようとしている以外、周辺で開いている店は無い。もちろん、まだ夜明け前なので、真っ暗な中を地下鉄ピコアス駅に向かって歩く。地下鉄駅のすぐ上の道路にバス停があり、空港行きの744系統があと13分で到着すると「電光掲示板に表示」されている。バスのほうが、もちろん空港まで最短距離で行くため早いため、そちらを待ってみることにする。到着時間のカウントダウンが順調に進み、13から2分まで減った所で、いきなり19分に増える。???


ピコアス駅のバス停付近

これは駄目だという事で、やはり地下鉄駅へ。7時の地下鉄に乗り、サルダーニャ駅で乗り換えて、空港まで。

■ ピコアス 7:00 → サルダーニャ 7:02, 7:03 → 空港 7:20 (地下鉄 Amarela線, Vermelha線 1日乗車券 6ユーロ)

駅を出ると到著フロアなので、1階上の出発フロアに登り出発案内表示を見る。今日乗るアムステルダム行きのトランサヴィア航空は、「第2ターミナル」に行けと書かれている。5日前に格安航空のeasyJetで到着したのは、この第1ターミナルなので、第2とはどれほど格安の度合いが増しているのか…。

第1ターミナルの出発フロア前の道路に停まっている、ターミナル間のシャトルバスに乗る。バスは、リスボン市街地の方へ戻る方向へ走り、市街地と滑走路の境界にあるこぢんまりしたターミナルビルに到着。ターミナルの中に入ると、いかにも安っぽいチェックインカウンターの並ぶ部屋があり、easyJetとRyanAirの「コーポレート・カラー」で着色された受付台が全体の3分の2ほどを占めている。その間の「緩衝地帯」のカウンターは無印で、今日乗るオランダの格安航空 トランサヴィアはそこに店開きしている。


第2ターミナルの出発案内表示。Ryanair(青色)とeasyJet(オレンジ色)ばかりで、残りがトランサヴィア

無事チェックインも終わり、セキュリティチェックを受けて待合室へ。シェンゲン内なのでパスポートコントロールは存在せず、身分証明カードなどをチラッと確認を受けるだけ。格安ターミナルでも、待合室エリアにはちゃんと免税店があり、土産物にするような品物が売られている。ただし、第1ターミナルのとは違って、高級なのは無いようだ。途中、オランダで降機して、再度日本へ向かうときに空港セキュリティを通過できるビニール袋に入れてもらえることを確認してから、土産物用のワインを購入。ワインだけは市内で買って「フニャフニャのバックパック」に入れて荷物預けすると、途中で確実に割れるので、手荷物として自分で運搬する以外の選択肢が無い。

しかし、この袋を偽造してしまえば、いくらでも空港内に液体を持ち込み放題だと思われるが、いかがなものだろうか。

■ リスボン空港 10:00 → アムステルダム スキポール空港 13:50 (トランサヴィア 5952便)


リスボン空港からトランサヴィア航空B737-800に乗る

出発時刻の9時30分になっても搭乗開始にならず、飛行機は30分も遅れて出発。それでも、アムステルダム到着は予定より10分遅れ程度。もとから余裕をもたせた時刻表になっているのだろう。オランダの天気は晴れ。