今回の旅は、北イタリアとクロアチアのイストリア半島。古代ローマのポストゥミア街道に沿って西から東へ、ヴェローナ、ヴィチェンツァ、アクイレイア、トリエステ、プーラに向かう。
古代ローマのガリア・キサルピナ属州内(プーラがダルマチア属州との境)であり、また中世のヴェネツィア共和国の影響下にあった都市をめぐることになる。
天気予報は、周期的に雨と晴れが入れ替わる、夏から秋への空気の入れ替わりに伴う変化だ。
フランス辺りにある寒冷前線が、日曜から月曜にかけて通過して、大雨になる予想。去年の旅行も大雨に見舞われたので、運が悪い…
■ 関西空港 23:30 → (ドバイ 04:35)
搭乗ゲート前で待っているとき、搭乗口のカウンターに出頭せよとの放送が入った。呼び出されたのは、『インターネットでチェックインし搭乗券を印刷して来た人の中で、預け入れ荷物が無い』乗客5~6人だ。日本はまだまだIT技術で人件費を削減できるところまで行ってないな…。
エミレーツ航空EK317便は、ほぼ定刻で出発し、中国からヒマラヤの南を抜けて、インド、パキスタンを通ってペルシャ湾岸へ。最短距離だからと言って、アフガニスタン上空はわざと避けているようだ。