2008/12/23

12月23日ポルト~パリ

12月23日
■ ポルト
ポルトは今日も快晴です。ただし、今日は移動日なので、まったく観光などはできませんけど…

8時にホテルをチェックアウトし、少し坂を登ったところにある地下鉄Marker駅から地下鉄に乗る。昨日買った1日券が、24時間有効なので、空港まで十分行くことができる。街の中心部の乗り換え駅で、空港行きのE銭の時刻表を見ると、1時間に3本しか運行していない。4つの線が同じ路線を走っていて、終点近くで分岐しているだけだから、食う子にしょっちゅう電車が行かなくてもいいのだろう。

たまたま、運よくすぐに列車が来て、30分ほどで空港に到着。何日か前にコインブラからサンチアゴ・デ・コンポステラまでバスに乗ったときに、この空港のバス停に停車していたのを思い出した。

Ryanair(格安航空)のチェックインカウンターは、珍しくターミナルの中にあった。普通は、格安専用の倉庫みたいなところが多いんだけど…クリスマス休暇で、家族連れ(ラテン系の国によくある、お年寄りから孫までの3世代家族連れ)がたくさん居る。まとめてチェックインしようとしているから、カウンターのお姉さんも、乗客の身分証明書と予約票を見比べるのに手間取って、やたら時間がかかっている。

子供も年寄りも、1人ずつ、強制的にチェックインさせた方がはるかに早いのに。

11時5分、飛行機はほぼ定刻通りに出発して、快晴のイベリア半島上空を通過してフランスへ。フランスに近づくと、やはり曇り。ドン寄りとした曇り空のボーべ(ブベという発音が近いのかも)空港に着陸。乗ってた時間は2時間だけど、時差があるので、到着時刻は午後2時。

■ パリ

格安航空しか利用していない、むちゃくちゃ小さい空港。ターミナルビルと言うのが存在せず、ターミナル小屋のようなプレハブの平屋建ての建物が1個あるだけ。滑走路も、誘導路とかなくて、飛行機が着陸したら180°ターンして、駐機場まで滑走路上を逆走してたりするし。

まあ、こんなくうこうだから、街までの交通機関は空港バスしかないわけで、13ユーロしても乗るしかない。パリまで、田園地帯を走る高速道路(A14)を爆走して、約1時間15分で、ラ・デファンスと凱旋門の間あたりに到着。

地下鉄の駅があったので、5.8ユーロで1日乗車券と、1.6ユーロの1回券を買う。1日券は、明日用。

シャンゼリゼ通りの延長線上にあるはずなので、とりあえず凱旋門方向と思われる方向に歩いてみると、10分ほどで階専門に到着。観光客がやはりたくさん来ている。

天気予報では曇りのはずだが、パリの上だけ雲が消えて晴れ間が出ている。明日も晴れてほしいけど、そうは行かないだろうな…気温も、10度くらいあるんじゃないかと言うくらいの暖かさ。

昼ご飯を食べていないことに気づき、たしかシャンゼリゼ通りにマクドナルドがあったことを思い出して、行ってみると、これまたすごい人ごみ。何で、あんな食べ物にたくさんの人が群がるのかねぇ。少し行ったところに、Quickという地元のハンバーガーチェーン店があったので、そっちに入る。バーガーのセットが6.8ユーロと、餌の割に高すぎる…やっぱり、まだ為替レート変だね。自動車会社や輸出産業に貢ぐために、ハンバーガー価格で比較しても円の価値は2倍くらいおかしい。1$=60円くらいでちょうどいいくらいじゃないかな。

もうすぐ夜景が見れる時間だけど、洗濯もしないといけないため、パリ市郊外のユースホステルを目指す。凱旋門の下の駅から、地下鉄2号線にひたすら乗って、終点近くで乗り換えて、切符でいける限界の1駅手前で降りる。1度来たことがあるので、暗くてもユースホステルへの道を間違えることは無い。

YHにチェックインする。1泊22ユーロ。ポルトガルやスペインでは、ホテルの部屋に泊まれる価格。

夕食(昼食から1時間しか経っていないが、1日3回の餌やりは義務である)を物色しに、1kmくらい南のマレー地区へ。ケバブ屋とか、バーガー屋とか、個人商店がいっぱいあって、バーガーのセットメニューでも4ユーロ程度と妥当な価格設定。観光客が来ない地区だと、こんなものなんだろう。目当ての中華料理屋発見。山盛りのご飯と、チンジャオロースーのような食べ物を巨大なタッパウエアに詰めてもらい、持ち帰る。

やっぱり日本人は米である… といっても、ポルトガルでもつけあわせに山盛りの蒸した米が出てくるんだけど。



明日は、夜景を撮影しに気合を入れて出かけることにする。 時間つぶしに、ルーブル美術館にでもいりびたっているという予定もありそうだし…

この日記を送るメールは、WIFIではなく、携帯電話網のGPRS接続を使って、フランスのインターネット網に乗り入れて送っています。1kb=2円くらいだったと思う。