2007/12/16

12月16日 マルタ

12月16日(日曜日)
マルタ

昨晩は、冷やしすぎたヨーグルトやトマトを食ベて腹の調子がおかしかった。
(今朝には直ったが…)

早朝より、時折り強い雨が降る。天気予報はよく当たるものだ。

9時すぎに、バレッタ(首都)の隣街のスリーマにあるホテルを出て、バスに乗って、バレッタへ。バス代は0.1リラ。約38円。
ブリキのおもちゃのようなバスだが、頻繁に来るし、何よりも安いのがありがたい。


バレッタのバスターミナル


マルタ騎士団が作った要塞のバレッタは、北半分がー般の街で、ショッピングゾーンとなっている。
南半分は軍用地で、戦争博物館があるとガイドブックには書かれているが、修復中で閉っている。
基地の入ロは警備兵がいないので、少しだけ中をのぞいてみると、ボロイ兵舎が並んでいるのが見える。

イタリアのシチリア島のシラクーザも、ここと同じような地形で、先端が軍用地だった。
今時、こんな所の要塞を軍が利用するよリ、観光地にしたほうがよさそうなものだ。

バスに乗り、マルタ島中央部にあるラバトに向う。20分、0.2リラ(75円)。
バスを降りたら雨が降りだす。ラバトは昔の首都だった所だが、アラビア語の首都を意味する「ラバト」という言葉そのまま。
今はさびれた小さい町だけど…

すぐ横の砦はムデイナと言う名の町で、ペルシア語のメディナと同じ発音。
マルタ人ってアラブ系なのかな?

ガイドブックには静かな町と書かれているが、単に小さすぎて人がないだけ…
そんな所にも日本人ツアー客が来ていた。
クリスマス休暇の時に団体旅行って…

今日は日曜のため、教会はどこもミサをやっていて入れない。さすがカトりックの国だ。

バレッタに戻り、地元民用のレストランへ。本日の定食で肉のワイン煮を食ベる。あまりおいしくない…  名物にうまいものなしか。それでも2.25リラ(900円ほど)。

昼からは晴れてくる。
バレッタの半島の西側の展望台へ行ってみる。ネコがたくさん日なたぼっこしている。町の中にはネコはあまり見かけないが、公園にはたくさんいる。

騎士団の館へ。入場料4リラもする。当時の内装は全然残ってないのに高すぎ。

タ方、クりスマスイルミネーションを見るが、シチりア島のイルミネーションに似ている。近いから、似てしまうのか…
街の中に巨大なクリスマスツリーなどは設置されてないところが違いか…。


バレッタ中心部の夜景