2009/09/23

9月23日 ソウル、プラハ

9月23日(水曜日)
■ ソウル
5時50分に旅館を出発。市庁南側の北倉道地区(飲食店街)にあるため、地下鉄市庁駅へは歩いて5分くらいで到着する。

とりあえず空港バスの停留所へ行ってみる。街路樹に水をやる作業車が来ていて、バス停の上の木に水を放水している。(普通は地面に水遣りするんじゃないの?)バスは来そうにも無いので、地下鉄駅へ。早朝の接続が悪い時間帯は30分ほどバスより余計に時間がかかる可能性があるが、到着時刻が読める地下鉄にする。

券売機械で仁川空港を選択すると、4400ウォン(340円)と表示される。2号線、9号線、空港鉄道と乗り換えても、通しの切符を売ってくれるようだ。昨日の切符は返却機に入れて500ウォンのデポジットの返却を受けておく。

5時58分 市庁駅発、車内はなぜか結構な数の人が乗っている。10分毎だからかな。6時13分 堂山駅下車。高架駅から新しく出来た9号線の駅へ長いエスカレーターで降りる。中間改札を通り、先月開通したばかりの9号線の急行に6時28分乗車。地下鉄なのに急行? 途中の駅をほとんどすっ飛ばして6時40分金浦空港駅に到着。6時53分、一つ上の階のホームより空港鉄道の各停に乗車(ここには中間改札は無い)。7時25分仁川空港駅着。きっかり1時間半かかった。

仁川空港駅は、まるでターミナルビルのような巨大な独立したガラス張りの建物で、関西空港のアエロプラザと同じく、貧乏アジア人の見栄だけで作られたような感じの所だ。駅からチェックインカウンターまで歩いて10分以上掛かる! 出来れば、ターミナルビルの横に小ぢんまりと作ってほしい。

チェックインを済ませてちょっとそのあたりを散策しているだけで、時間ぎりぎりとなる。両替して残った韓国ウォンを使って、コンビニで菓子類などを買う。(ついでに、プラハで食べる用のインスタントラーメンも)

9時10分、エールフランスのパリ行きが定刻の10分前に出発。機内は満席。日本人はそれほど目立たないが、韓国人も案外たくさん旅行に行くようだ。(機内は、日本発欧米便のようにツアー客いっぱいという雰囲気でもなさそうだし)

機内食には全て「キムチのレトルトパック」が付いてきたのは、韓国路線ならではのサービスなのだろう。食事はパリ-日本の便より、パリ-ソウルの便のほうが良かったし、機材も新しかった。韓国路線のほうに力を入れているんだろうね。

■ パリ

11時間掛かってパリシャルル・ドゴール空港に到着。14時20分。天候は快晴。乗り継ぎ時間が4時間という微妙なもので、パリ市内まで出るとほとんど時間が残らない計算になる。

到着したFターミナルから、プラハ行きのシェンゲン地域便が出るDターミナルへ移動。中間にパスポートコントロールがあるが、なんのことはない、コントロールを出た後に普通に出国した通路に放り出される。Fターミナルで国際線を乗り継ぐ場合以外は、普通に出国審査に並んだ方が時間が短くて済みそうだ。

RERとSNCFの駅の上を横切って、延々と歩いてDターミナルへ。ベンチに坐って3時間ほど時間をつぶす。

プラハ行きの便は、18時20分、定刻より10分ほど遅れて出発。

ブリュッセルやケルンあたりに曇りと晴れの境目が東西に走っていて、ちょうどそれが天気予報の図では前線になっている。プラハの明日の天気は曇りということは、微妙にこの雲の南端がかかってくるのだろうか。

■ プラハ

19時50分、5分遅れでプラハ着。荷物は預けていないので、そのまま空港を出て、ATMで4000コルナ(21,200円。1コルナ=5.3円)を出金する。公営交通会社のチケット販売所がかろうじて開いていたので、市内切符1枚26コルナ(140円)を買う。空港バスには乗れないが、その他のバスや地下鉄、トラムは75分間乗り放題になる。

で、事前に調べた通り、トラム1号線の終点を通過する179系統のバスに乗る。旅行客が乗らないような経路のものだが…

20時3分、空港発。20時26分、郊外の住宅街にあるVertonikバス停下車。すぐ目の前にトラムの停留所がある。20時35分、1系統のトラムに乗り、30分ほど掛かって今日泊まるホテルのある市街地北部のデルニツカ停留所へ。

ここまではほぼ予定通り。

プラハの天気は今の所快晴だが、あすは天気がどうなることか…