2019/11/01

台北・新北 板橋 11月1日



■地下鉄 22:05 阿波座 → 22:10 難波
■南海空港急行 22:23 難波 → 23:08 関西空港 930円

テレビニュースでは、難波の戎橋はハロウィンで大混雑らしいが、地下鉄も南海も数人の仮想した乗客を見かけた程度。

空港急行は、ほぼすべての客が泉佐野までで下車。関空まで乗ってる客は、1両に5人ほどだった。

この時間から出発する国際線は、台北行のピーチだけだからだろう。

■ シャトルバス 23:30 関空T1 → T2


■ ピーチ航空 02:30 関空 → 04:20 桃園

飛行機は満員。狭い席で、ウトウト寝てたら、いつの間にか桃園空港着。外はまだ真っ暗。

他の到着便がないので、入国審査はすぐに終了。2ゲート開いていて、6人ずつほど並んでるだけだった。

入国後の到着ロビーの、台湾電信の店に行くと、開店は6時30分と掲示あり。web情報より30分早い。

ATMキャッシングで現金をゲットし、コンビニで肉まん買って、とりあえず時間潰す。

ATM キャッシング 4000元(約14280円)

ファミマ 肉まん 25元

中華電信 5日 300元(master)


ipass 1000元加充 残り1002元

中華電信の店に10分前に並ぶ。一応先頭。時間通りオープンしたので、春と同じく300元の最安値のを買う。

捷運駅へ。バス乗り場のICカード加充機はipassは不可なので、捷運駅で1000元チャージ。

プラットホームに降りると、ちょうど上下両方向の列車が停車している。行き先表示を慎重に見比べて、台北車站ゆきに乗車。

空港を出たときはすいていたが、1駅目の停車駅で通勤客で満員に。

■ 桃園捷運 普通列車 06:43 第一T → 07:20 台北車站 150元 残852元

台北駅地下街を出て、新光三越の西側の道へ。朝食を売るイートインの売店が点在している場所だ。チェーン店の老蔡水煎包でまんじゅうを食べる。とりあえず、朝食はこれで完了だ。

鮮肉包 15元 高麗菜包 15元

再び地下街に戻り、高鐵駅の券売機でで予約した切符を受け取る。

ロッカーに荷物を預け、今日の観光に出発だ。

ロッカー 40元(3時間分)


まずは、台北駅から北に延びる地下街を探索。中山地下街といい、淡水線と同時に造られたのだろう。ちょうど通勤時間帯で、店がオープンする前の地下道を、大量の人が歩いてくる。

地上に上がると、アート作品を置いた緑道。こっちのほうが気持ちよく歩ける。

1駅先の中山駅まで行き、地下鉄に乗車。

■捷運 中山站 → 08:40 中正記念堂 16元 残836元

かつて中正広場と呼ばれていた孫文や建国者を称える広場は、今は自由広場と名前を変えている。自由とは抽象的すぎて、さて何なのかよくわからないが、台湾では大陸との難しい関係を維持することを指すのだろうか。

9時、長栄海運の本社ビルに行き、併設されている海事博物館を見学。世界最大規模の商船の歴史博物館との前評判どおり、中世の欧州、北米のガレー船、帆船、蒸気船から、現代のコンテナ船まで巨大な精密模型が展示されている。

もちろん、軍艦もかなり展示されているが、これは実物展示している米軍などには叶わない分野だ。

じっくり模型を観察していたら、いつの間にか1時間30分ほど経っていた。

海事博物館 200元

長栄海運本社の南東にyoubikeのスタンドがある。せっかく台湾電信のSMS可能なSIMカードを購入したのだから、i-passカードの自転車レンタル機能を有効にする。youbikeスタンドの画面で簡単に登録できた。(スマホにアプリを入れなくても良い)

自転車で円環へ。台北駅付近の車が大混雑する道を通り抜ける。どこの国でも、巨大ターミナル駅付近は車優先で、自転車は走りづらいものだ。

youbike ipass 5元

円環で自転車を返し、すぐ目の前の弁当屋へ。排骨飯に、野菜が3品。これで60元とは安いものだ。


排骨飯 60元


すぐ目の前の通りのバス停に行くと、運良く西門站を経由するバスがやってくる。

■バス223路 11:38 円環(重慶路) → 小南門 15元

小南門と西門のちょうど真ん中付近に、台湾国軍博物館がある。

日中戦争の交戦当事者としての歴史、第二次大戦後に共産党に負けて都落ちした歴史、金門島などで共産党と膠着状況になった歴史

派手な○○の戦いというようなものや、重厚長大の国産兵器が無かった中華民国の軍事史は、結構地味だ。

高校生が校外学習で見に来ていたが、歴史が地味すぎて、感想の取りまとめとか大変そうだ。

展示者側も、あまり中華民国とは関わりのないミッドウェー海戦とかを展示したりしていた。

13時頃、博物館を出て、今日宿泊する板橋に向かうことにする。

小南門で自転車を借り、台北駅とは向きが違う西へ。1kmほど行くと華西街夜市がある。ここは昼間も営業する店が多い、アーケード商店街だ。

世間では怪しげな店が軒を連ねていると言われているが、昼間はごく普通っぽいフードスタンドしか目につかない。

面白みがなかった…

淡水河に沿った高架道路に沿って台北駅へ。道路は、小型車、バス、スクーターが入り乱れ、いつ事故がおこっても不思議ではない。

youbike ipass 小南門 → 台北車站 5元

ロッカーは3時間を超えていたため、さらに40元が必要だった。

ロッカー 40元

■ 捷運 13:34 台北車站 → 13:48 府中 24元 残 787元

地下鉄で板橋区の府中へ。春にもここの駅で降りて夜市を見に行った。

今夜の宿泊先のチェックイン時間まで1時間ある。駅から歩いていける林本源園庭へ。

今日はあまり水分を摂っていないので、コンビニで巨大ヤクルトを飲む。

ファミマ 巨大ヤクルト 30元

それから庭園へ。
さすが大富豪の邸宅だ。
建物や池の周囲の回廊をめぐって見学する。ここをみていると、やはり台湾は中国の文化圏だ。オランダや日本の文化的影響は、ここではほとんど見つからない。

その割に土地が狭いからか、大陸で見る似たような邸宅に比べ、スケール感が小さいような気もする


林本源園庭 80元


15時、ホテルに行きチェックイン。部屋は、漫画喫茶のグレードアップした個室という感じのところだ。

単人房住房 514号室 2泊で1492元

板橋慈恵宮の門前通りらしき路地に、フードスタンドが建ち並んでいる。webでの評判が良いイカのスープ店へ。

生炒魷魚 45元、蘿蔔糕 20元、糯米腸 10元

店舗内の狭いイートイン席で食べてると、商店街を祭りの行列が進んでくる。店頭のガラスケースで、だんじりなどのした半分が見えない…

祭り囃子の音楽と、だんじりの上半分で満足。

食後、板橋慈恵宮を見物。3階建ての結構大きなお寺だ。

魯肉飯 30元、青菜 30元

府中から板橋站のほうへ行ってみる。近代的なビルが林立し、大きな道路が通っていて、見かけよりもたどり着きにくい。近代的建物に、ちょっと高級そうな店ばかり。下町の板橋と、こんなに近いのに全く違う街並みだ。

風が強くなり、雲がものすごい速さで流れている。天気予報では曇り時々雨だが、今のところ傘の出番はない。

板橋に戻り、駅前のバス停横の老蔡水煎包で豚まん1個食べる。

鮮肉包 16元

ホテルに戻り、大浴場へ。日本風の大浴場は、台湾の人たちは馴染みがなく、どうも私が1番乗りのようだ。