旅行最後の日、アムステルダムに戻る列車に乗る行程を残すのみ。キエフを出発して約2週間、直線距離で2500kmの旅行がほぼ終わった。
欧州全体が低気圧の渦の中にある 気象衛星の写真
最低気温が5℃以下にまで下がるので、温水暖房器が無いと寒いくらいの気温だ。夜中は時折吹き降りの雨が窓に当たっていたが、朝起きたら曇り空に代わっていた。ホテルの部屋にキッチンが付いているので、そこで軽く朝食を作る。7時20分過ぎチェックアウト。1泊35ユーロだった。ホテルから駅まで歩いて1分。雨はやんで、雲がかなり速さで北から南へ流れている。インターネットで購入したアムステルダムまでの切符は19ユーロ。当日駅で買ったら69ユーロのようだ。最近は、旅行にもパソコン必需品ですね…。
駅に行くとハノーバー行きSバーンの列車が停まっている。この列車かなと思ったら、指定されているのはME(メトロノーム社の列車)となっていた。ツェレはハノーバーの都市圏列車が走る郊外の町だったのか。7時46分、ツェレに到着した列車に乗り、ハノーバーに向かう。土曜だからなのか、半分以上の座席が空いている。9時40分、ハノーバーでベルリンからアムステルダムへ行くインターシティに乗り継ぎ。駅の行き先案内表示は、ユトレヒト中央駅行きになっている。まあ、オランダに行ってくれるなら行き先はあまり気にしない。
ネットで切符を購入するときに、座席予約が入力できないと思っていたが、この列車は座席予約不可能のようだ。着席定員の半分くらいしか乗っていないので、座席が無いかと心配する必要は無さそうだ。車内アナウンスでは、ナイメーヘンとアムステルダムの間の線路の工事で、その間の列車が全て運休しているそうだ。私の乗ったインターシティは行き先をユトレヒト中央駅に変更するので、アムステルダムへ行く人はユトレヒトで乗り換えるようにと。
オランダ=ドイツ国境のドイツ側のBad Bentheim駅
線路の工事は、ここ数年間続いているドイツとオランダを結ぶ高速鉄道の路線を作るためだろう。私の乗っているインターシティも、数年後にはICEに衣替えするに違いない。でも、せいぜい平均時速50km程度速くなる程度だろうけど。
列車は西へ、西へと曇りと雨の区域を交互に通過していく。天気がめまぐるしく変わり、晴れていると思ったら、土砂降りのところを走っていたり。10時40分ドイツとオランダの国境を越えて、オランダ入国。シェンゲン国同士なので、もちろんパスポートチェックなどという野暮なものは無い。12時45分、土砂降りの雨の中ユトレヒト中央駅に到着。
ユトレヒト中央駅に到着
雨と晴れがめまぐるしく入れ替わる
アムステルフェーンのショッピングモール
オランダに到着したので、旅行記はここで終了。
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各国、フードコートの料理写真
ウクライナ キエフ
鶏肉の炒め物、ボルシチ、パン、カップケーキ、ジュース
46フリブナ(440円)
ポーランド ポズナン
肉団子、ほうれん草の餃子、焼き飯、マッシュポテト、コールスロー、ジュース
18ズロチ(430円)
ポーランド ヴロツラフ
魚のフライ、ポテト、コールスロー (ドイツのNordseeのパクリの店)
25ズロチ(600円)
ポーランド ワルシャワ
(中華)豚肉と野菜の炒め物、コールスロー、ご飯 (食べ切れんほどの大盛)
18ズロチ(450円)
ドイツ リューベック
(中華)鶏肉のから揚げ、野菜炒め、ご飯
6.5ユーロ(650円)
各国の物価水準は違っても、フードコートの価格設定はだいたい似ています。