2012/09/22

9月22日 エジンバラ

2012年9月22日(土曜日)

アムステルダムを定刻より5分ほど早く出発したKLM1289便は、ちらほらと雲が浮いている程度の夕日に照らされたイギリス上空40000フィートを飛んでいる。たった1時間ほどの近距離飛行にしては、高くまで上昇している。スコットランドの緩やかな丘陵地帯が見えてきたら、じきにエジンバラの市街地を回りこむようにして空港に着陸。ローカル空港なので、入国審査に並ぶのも私が乗ってきた飛行機1機分の乗客だけ。処理速度の遅いイギリスの入国審査でも、乗客の数が少ないので待ち時間はほぼゼロ。



エジンバラ着陸前の郊外の景色


17時25分、空港のターミナルビルの前より、100系統の急行バス(Airlink)に乗る。運賃3.5ポンド(444円)。ちょうど30分で、エジンバラ中心部のウェイバリー駅前に到着。まだ西の空に夕日が弱々しく沈む直前の姿を見せている。谷を挟んだ向こうの丘の上に、エジンバラ城が見えているが、今日は観光する予定は無い。新市街のメインストリートであるプリンセス通りは、路面電車の工事中で至る所通行制限がかかっている。何軒か携帯電話ショップがあるが、どこも18時が閉店時間のようだ。そんなに早く閉めなくても良いと思うのだが、談合でもしてるのかな…。

今日予約したユースホステルに歩いて向かう。途中の道も、トラムとは全く違う理由で道路工事で至る所通行止めが発生している。不便極まりない街だ…。


ウェイバリー駅に到着した空港バス


GoogleMapの地図に従って、20分ほどでユースホステルに到着。チェックインし、荷物を部屋に置いて、YHのフロントのお姉さんに教えてもらった「YHが面している道路の、あちら側の並びにSIMカードを売っている店がある」の情報を信じて、対面側の歩道を歩きながら、それらしき店を探す。一つ郊外よりの信号の前に、インド人店員が居る携帯電話の修理屋を発見。インターネット用のSIMカードはどれがよいか聞いてみると、”3”(Threeと読む)が一番評判がよいらしい。SIMカード本体は無料で、チャージ料金を払うとすぐに利用開始できるそうだ。


エルム通りの携帯電話修理屋。ここでSIMカード購入



無料のSIMをスマホにセットして、電源をON。”444”にダイヤルすると、なにやら英語で押すべきボタンの解説が始まる。Top Upの16桁の番号を何とか入れて、その次に500GBytesが5ポンド(30日間以内)の支払いも、この”444”の自動音声案内でやらなければならない。インド人店員の助言を受けながら、とりあえず500MBytesプランに支払いを済ませた。しかし、この処置だけでは全くインターネット接続が出来なかった。

スマホは、電話会社より自動的にAPNやユーザ名、パスワードなどが自動配布されて、SIMカードを刺しただけでネット接続できるのが強みだ。ただ、このThreeのカードは自動認識に失敗しているようで、いつまでたってもネット接続できない。原因は「手動でAPNを設定する必要がある」ということだった。自動配布モードでは1瞬つながるのでネットワークの機器の愛称問題なのだろうか\¥

夕食、YHの近所のTESCOで、インド風カレーの半調理品を買ってきて、TH地下のキッチンで簡単に調理して夕食。ご飯とおかずのパッケージが1個2.5ポンド(317円)と激安だ。


夕食のカレー



====== Edinburgh Central YouthHostel 111号室 (27GBP/1泊), 朝食 別途4.5GBP======