2012/10/05

10月5日 イスタンブール

2012年10月5日(金曜日)


ボスポラス海峡横断フェリーから通勤客が降りてきた
数年後には地下鉄が開通するのでこの風景はなくなるはず

7時30分に朝食を食べ、ホテルに荷物を預けて、チェックアウト。エミノニュのフェリーターミナル前のバス停から99A系のバスに乗り、アタチュルク大通りを越えたところdw下車。金角湾沿いの海岸線沿いに暫く歩き、GoogleMapでコンスタンティノープル大聖堂となっている所を目指す。

坂道のきつい住宅街をあるいてゆくと、どうも教会の裏手にでてしまったようで、頑丈そうな壁がずっと続いている。警察の監視塔もあり、この国ではキリスト教が普通では存在しえないというのがわかる。
海岸沿いの入り口から入ると、小ぢんまりした白い聖堂がある。イスタンブールの他のモスクの豪勢さに比べると、余りにもちゃちだが、コンスタンティノープル陥落で、アギア•ソフィア大聖堂を失ってからは、ここが東方聖教会の主教座があるとのことだ。


コンスタンティノープル大聖堂

聖堂を出て、坂道をひたすらのぼって、ファティーフ モスクを目指す。

途中でカメラのバッテリーが切れかかり、スーパーで単3電池4本を購入したが、8.5リラ(380円)もする。ダイソーで充電池が買えるレベルですね。

ファティーフ モスクは観光地ではないようで、入口で靴を入れる袋を配ったり、英語での注意看板なども存在しない。中は礼拝の時間では無いため、誰もいない。掃除機をかける職員が2人居るだけだ。


ファティーフ モスク

さらに東へ行くと、ビザンティン時代の水道橋があり、アタチュルク大通りを跨いでいる。水道橋の橋脚の間は、雨がかからないので、ちょうど良い駐車場になっているようだ。

更に東へ。坂を下ったり登ったり、取り壊された建物が続いていたり、10分ほどでスレイマン モスクに到着。


スレイマン モスクの回廊で休憩している女性

こちらは観光地のようで、観光客がたくさん来ている。観光地になるのと、ならない違いはどのあたりにあるのだろうか。よくわからない。

モスクを出て、イスタンブール大学を大きく迂回して、グランド•バザールを観に行く。観光客向けと思われる土産物屋が2000店も集まっているとのことだが、そんなに観光客多いのかね。

そのまま東へ歩き続けると、スルタン•アフメト モスクの所まで来る。裏手にモザイク博物館があるというので入ってみる。前の道は観光バスで渋滞している。市内中心部の観光くらい歩かせればいいのに。。。と思う。

モザイク博物館は、王宮のモザイクを剥がして来て、別途公開しているようで、なんで王宮の中で保存しないのか不思議だ。教会のと違い、こちらは狩りの様子を写実的に表したものだ。


東ローマ帝国コンスタンティノープル宮殿のモザイク画

昼になったので、エジプト•バザールの近くのドネル屋で、ケバブとヨーグルトで昼食。5.5リラ。ザクロのジュースが気になっていたので飲んでみた。単に甘いジュースというところでした。これは5リラ。と、オレンジジュースが1リラと比べて高い。

ホテルで荷物をピックアップし、シルケジ駅前からトラムに乗り、アクサライで地下鉄に乗り替え空港へ。トラムが1.94リラ、地下鉄が1.24リラと値段設定がよくわからない。

途中のアクサライのカフェで休憩し、今回のトルコでの最後の出費。旅行日記も、空港で送信するこれが最後。

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17時ちょうど発のアムステルダム行きは、25分遅れて出発した。トルコからブルガリアを横断してセルビアの東の国境沿いに飛んでいる。ルーマニアをギリギリ避けているのは、高い管制料金を取られるからだろうか。
19時50分、スキポール空港着。小雨がふりはじめている。


スキポール空港のバス乗り場
空港内商店などの職員の帰宅ラッシュと重なる(OV-chipkaartの改札をせずに無賃乗車してる奴の多いこと…)


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トルコ料理 まとめ
(たいてい、日本円にして200円台以下で食べられる激安ジャンクフード。飲み物は、塩辛いヨーグルト、アイラン。トルコ人はジャンクフードには大抵アイランをセットで頼んでました)


ケバブ(ロール) 2〜3リラ と ヨーグルト(アイラン) 1〜2リラ


ケバブ(プレート) 3〜5リラ


チキン ケバブをピラフに乗せたもの 3〜5リラ


イスケンデル ケバブ 3〜5リラ


ムサカ 3〜4リラ と クル ファスルエ(豆スープ) 2〜3リラ


(トルコ風)ピザ 3〜5リラ